JAPAN DROP FORGE
製造部 鍛造グループ M先輩 2003年入社

インタビュー01

Q 現在の仕事内容を詳しく教えてください

M先輩イメージ
鍛造は鋼をつぶして思い通りの形にする製造方法です。当社は鍛造のなかでも「熱間鍛造」を得意としています。以前は、自動車のギア部品を担当していました。素材となる鋼をヒーターで1200℃まで熱し、4000tのプレス機でつぶした後、仕上げをします。その後、中心に穴を開け、目視で検査して完成です。
現在はクランクシャフトの製造に携わっています。工程ごとに部品を手で移動させなければならないので、力とコツがいりますが、ベテランの社員に教えてもらいながら日々勉強しています。

Q 鍛造の難しさはどんなところにありますか

素材となる鋼は、みんな同じように見えます。しかし、よく見てみると1つずつ形が違うので、同じようにつぶしていては不良品を出すばかり。素材によってつぶし方を変えるなどの工夫が必要なのです。ダイナミックに見える鍛造ですが、あんがい繊細な仕事なんですよ。

Q 仕事の喜びはどんなところで感じますか

私たちがつくる製品は自動車やオートバイの製品が多いのですが、それらの部品が実際に自動車などに組み込まれ、街を走っているわけです。エンジンやトランスミッションの部品なので、外からは見えませんが、あのクルマに自分がつくったギアが入ってるんだろうなと考えるとうれしいですね。

Q 仕事への信念を聞かせてください

現在は班長を任されているので、上に立つ責任を感じています。班員には「分からないことがあれば、何でも聞いて!」と言っています。自分自身、分からないままでいるのが嫌いなので。あと中途半端なことも嫌いですね。やるならとことんまでやりきる。これがポリシーです。

Q 入社時と比べてどのような成長を感じますか

M先輩イメージ
最初の頃は一人で仕事ができるようになったときに、成長を感じました。一人前になるまでは、4、5年はかかるのですが、それくらいになると自分でやれることも増えてくるので、仕事もおもしろく感じます。今はやはり責任感でしょうね。真面目に取り組む大切さを痛感しています。

Q 日本鍛工で働き続けられる理由は

土日はしっかり休めるし、有休も取りやすいので、ワークライフバランスが整っている会社だと思います。それぞれの部門で勉強会もあって、成長をサポートしてくれる制度もいいところですね。日本鍛工はトータルで考えるとバランスが良く、居心地がいい会社だと思います。

Q 今後の目標や挑戦したことはありますか

いま取り組んでいる手動機を使った鍛造技術をもっと磨いていきたいですね。あと、これは製造業の現場ならどこでも言えることかもしれませんが、安全第一を継続していくこと。油断するとケガの元になるので、安全への意識をさらに高めていきたいです。
機械を触るのが好きな人は、うちの仕事に向いていると思います。4000tのプレス機を使って仕事ができるのは、なかなか経験できないですよ!

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